中国雑貨大手「MINISO」、米国200号店オープン  グローバル戦略加速で海外店舗は2753店に

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

中国雑貨大手「MINISO」、米国200号店オープン  グローバル戦略加速で海外店舗は2753店に

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国雑貨チェーン大手「名創優品(MINISO、メイソウ)」がこのほど、米国200号店ロサンゼルス近郊のリゾート地サンタモニカにオープンした。名創優品は2017年に米国1号店をオープンして以来、一貫して米国市場をグローバル戦略の重点に据えてきた。23年には中国ブランドで初めてニューヨークのタイムズスクエアに出店している。現在の米国店舗数は200店舗余り、20州以上に広がっている。

名創優品は現在、海外事業を急拡大させている。24年1~6月の売上高は前年同期比25%増の77億6000万元(約1600億円)。海外事業の売上高は43%増加して27億元(約540億円)を突破し、同社の業績拡大を支えた。6月末時点で海外店舗数は2753店となった。

同社は8月31日には、インドネシアの首都ジャカルタの大型商業施設「セントラルパークモール」に、海外では最大規模の旗艦店をオープンした。初日の売上高は118万元(約2400万円)を突破し、海外店舗の1日の売上高で過去最高を記録した。

メイソウ、奈雪の茶、元気森林…脱日本化する中国ブランド 模倣を卒業し自国愛鮮明に

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録