全米の中華料理店にサービス提供。飲食店管理システムの「MenuSifu」が約60億円調達

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飲食店向け管理システムを開発する「MenuSifu」が、シリーズBでEnlight Growth PartnersやLingfeng Capitalなどから4000万ドル(約60億円)を調達した。資金は自動化エコシステムの構築や市場シェアの拡大に充てられる。

MenuSifuは2013年に設立され、米国の中華料理店向けにサプライチェーンや店舗運営、顧客関係を一元管理するシステムを構築し、POSシステムや決済、オンライン注文、マーケティング、フィンテック、飲食コンサルティングなどをワンストップで提供している。すでに全米50州に1万2000社以上の顧客を抱えており、そのほとんどの経営者が中国系となっている。

同社は、顧客企業のコストを20%削減し、運営効率を35%向上させることに成功。顧客の売上高の伸び率は、業界平均の11%を上回る。

全米レストラン協会(NRA)によると、24年の米国飲食業界の売上高は1兆1000億ドル(約160兆円)に上り、うち中華料理店(ティードリンクや火鍋を含む)が1割を占める見通しだという。

「ガチ中華」から「ぽくない中華」、中国系飲食店が続々と日本に上陸する理由は

*1ドル=149円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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