モバイルバッテリー大手「Anker」、24年7~9月期は大幅増益 新製品投入が奏功

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

モバイルバッテリー大手「Anker」、24年7~9月期は大幅増益 新製品投入が奏功

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

モバイルバッテリーなどで知られる中国の電子機器メーカー「安克創新科技(Anker)」(以下、アンカー)が10月30日に2024年7~9月期決算を発表した。売上高が前年同期比44.05%増の68億元(約1500億円)、純利益が52.44%増の5億9900万元(約130億円)だった。1~9月の売上高は39.56%増の164億4900万元(約3600億円)、純利益は21.29%増の14億7200万元(約320億円)となった。継続的な市場開拓と新製品投入により、オンラインとオフラインの両方で販売数が伸び、増収増益を果たした。

「AIで業務効率を10倍に」、電子機器大手「Anker」のChatGPT活用法

アンカーは2011年に設立され、高品質かつ手頃な価格のスマートフォン周辺機器ブランド「Anker」として市場に参入。現在は、オーディオ機器の「Soundcore (サウンドコア)」、スマートホームの「Eufy (ユーフィ)」、スマートプロジェクターの「Nebula (ネビュラ)」、消費者向け3Dプリンターの「AnkerMake」など、複数のブランドを展開している。

同社の製品は、主に欧州や米国、日本など向けに販売されており、確かな品質と使いやすさで人気を博している。24年1〜9月の地域別売上高は、国内が31.52%増の5億7300万元(約130億円)、海外が39.86%増の158億7500万元(約3500億円)だった。

トランプ氏が火付け役!モバイルバッテリーの中国「Anker」、24年1~6月期の純利益は約175億円

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録