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モバイルバッテリーなどで知られる中国の電子機器メーカー「安克創新科技(Anker)」(以下、アンカー)が10月30日に2024年7~9月期決算を発表した。売上高が前年同期比44.05%増の68億元(約1500億円)、純利益が52.44%増の5億9900万元(約130億円)だった。1~9月の売上高は39.56%増の164億4900万元(約3600億円)、純利益は21.29%増の14億7200万元(約320億円)となった。継続的な市場開拓と新製品投入により、オンラインとオフラインの両方で販売数が伸び、増収増益を果たした。
アンカーは2011年に設立され、高品質かつ手頃な価格のスマートフォン周辺機器ブランド「Anker」として市場に参入。現在は、オーディオ機器の「Soundcore (サウンドコア)」、スマートホームの「Eufy (ユーフィ)」、スマートプロジェクターの「Nebula (ネビュラ)」、消費者向け3Dプリンターの「AnkerMake」など、複数のブランドを展開している。
同社の製品は、主に欧州や米国、日本など向けに販売されており、確かな品質と使いやすさで人気を博している。24年1〜9月の地域別売上高は、国内が31.52%増の5億7300万元(約130億円)、海外が39.86%増の158億7500万元(約3500億円)だった。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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