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中国の協働ロボット大手「深圳市越疆科技(Shenzhen Yuejiang Technology)」が、香港証券取引所のヒアリングを通過し、近く同取引所のメインボードに上場する。
越疆科技は2015年に設立され、「DOBOT」ブランドから4シリーズ27機種の協働ロボットを打ち出し、製造や小売、医療、STEAM教育、科学研究などの分野に提供している。中国コンサルティング大手の灼識諮詢(CIC)によると、同社は23年の協働ロボット出荷台数で世界シェア2位(13%)、中国シェアは1位だった。しかし、売上高は順調に伸びているものの、利益が追いついていない。2021年から24年上半期の純損失は累計で2億元(約40億円)近くに膨らんでいる。
人工知能(AI)技術の普及によって協働ロボットの活用場面がさらに広がり、世界の協働ロボット市場は急拡大する見通しだ。2023年の世界シェアは上位5社だけで計約46.3%を占めた。うち4社が中国メーカーだった。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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