海外スマホメーカー、中国市場で失速。米アップル販売は4カ月連続減、ファーウェイ強力復活

中国のスマートフォン市場で今、iPhoneを打ち出す米アップルなどの海外ブランドがかつてない困難に直面している。政府系シンクタンクの中国信息通信研究院によると、2024年11月の海外ブランドの対中輸出台数は大幅に減少し、4カ月連続の前年同月比減となった。

海外ブランドの中国出荷台数は、2023年11月には576万9000台と高水準を維持していたが、24年11月は前年同月比47.4%減の304万台となった。とくに業界をリードしてきたアップルが大きな影響を受けている。

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、2023年8月にハイエンドスマホ市場に復帰して以来、自社開発のチップセットを武器にアップルを追い詰めている。アップルは24年4~6月期に中国市場でのスマホ販売で上位5社圏外となった。7~9月期にはやや回復したものの、売上高は前年同期比で0.3%減少した。一方、ファーウェイの同期間中の売上高は42%増加した。

ファーウェイ、完全脱Androidの独自OS「HarmonyOS NEXT」発表。AI機能やデバイス連携が大きく進化

アップルはファーウェイをはじめとする中国ブランドとの厳しい競争に対応するため、中国で異例の販促戦略を採用。1月4日からの4日間限定ではあるが、フラッグシップモデルのiPhone 16 Proシリーズを最大500元(約1万1000円)値下げする販促キャンペーンを実施している。

“史上最強”ファーウェイ「Mate70」発表、独自OS搭載 エアジェスチャーなどAI機能にも注目

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事