中国企業と日本の中小企業の協力を支援する「日企（上海）中小企業国際産業パーク」が7日、上海市の臨港外灘センターに開設され、プレート除幕式が行われた。

両国の企業が越境金融や科学技術研究開発、データサービスなどの分野で協力を深められるよう支援する。

パークの総建築面積は9万平方メートル以上で、上海臨港経済発展（集団）が全体の開発と建設、運営、サービスを担う。同集団の最高財務責任者（CFO）で、傘下企業の上海臨港海外発展の董事長を務める楊菁氏によると、パークは企業総合サービスセンターや技術革新インキュベーター、シェアオフィス、商品展示・説明スペース、私営企業オフィス、各種生活関連施設を備え、日本の中小企業が中国市場に迅速にアクセスできるワンストップ総合サービスを提供していく。

パークは上海自由貿易試験区臨港新片区（エリア）が持つ制度的革新の優位性を十分に生かし、中日両国企業の交流プラットフォームを積極的に構築して技術や市場、人材などでの緊密な協力を促進する。両国間の産業協力の革新的発展を推進し、中日経済・貿易協力のモデルパークとして世界の企業からより多くの関心と投資を得られるよう注力する。【新華社上海】

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