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ペロブスカイト太陽電池を開発する「炎和科技(Yanhe Technology)」がこのほど、エンジェルラウンドの追加ラウンドで朝希資本(SparkEdge Capital)から1千万元(約2億円)超を調達した。エンジェルラウンドでの調達額は数千万元(数億円超)となった。今回調達した資金で、高効率なペロブスカイト太陽電池の産業化や新たな活用シーンの開拓を進める方針だという。
炎和科技は2023年9月、北京大学出身の創業メンバーによって設立された。優れた技術力を背景に新たな材料や生産工程を開発し、高い安定性と世界トップクラスの光電変換効率、低コストを兼ね備えたペロブスカイト太陽電池を提供している。フレキシブルに曲げられるペロブスカイト太陽電池の変換効率(認証効率)は24.1%以上、炭素電極を用いたペロブスカイト太陽電池の変換効率も19%を超える。
炎和科技は2024年、100メガワット(MW)規模の生産ラインの稼働を開始し、すでに多くの受注を獲得している。新エネルギー車(NEV)、ドローンなどによる低空経済、商業宇宙飛行などの産業が発展するなか、ペロブスカイト太陽電池は人類の日常生活や社会活動で一段と重要な役割を果たすようになるだろう。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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