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全固体電池など次世代型電池を開発するグローバル企業「Enpower Greentech」がこのほど、シリーズBで数億元(数十億円超)を調達した。厦門清大海峡股権投資管理と金石投資が出資を主導し、既存株主の大興投資傘下のファンドも参加した。資金は、全固体電池の開発、市場拡大、生産能力の増強に充てられる。
Enpower Greentechは2012年に設立され、米国、日本、中国に拠点を構える。同社の製品はすでにロボットやドローン、電動バイクなどで活用されており、今後は新エネルギー車(NEV)など幅広い用途を模索していくという。日本では、日本法人のEnpower Japanがソフトバンクと共同で、軽量かつ大容量で質量エネルギー密度の高い次世代型電池の開発を進めている。
Enpower Greentechは、質量エネルギー密度の高い各種ソフトパック電池の量産と商用化を実現している。各種ソフトパック電池の電池容量は3.5~100Ah(アンペア時)、質量エネルギー密度300~450Wh(ワット時)/kg、マイナス40〜80度の環境下でも制御でき、サイクル寿命は800〜1500回に上る。また、すでに質量エネルギー密度520Wh/kgの全固体リチウム電池の開発に成功しており、ストレスのない環境下での充放電サイクルは数百回、容量保持率は85%以上に上る。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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