中国のeスポーツ企業、アブダビにグローバル本部を設立へ

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アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資オフィス(ADIO)はこのほど、中国のeスポーツ企業、星競威武集団(NIPグループ)と5年間の戦略的提携パートナーシップを結んだ。今回の提携は、NIPグループの国際事業が新たな段階に入ったことを示すとともに、アブダビが世界のeスポーツ・エンターテインメント産業のハブになるのを後押しする。

NIPグループはアブダビにグローバル本部を設立し、eスポーツクラブや競技会の運営、クリエーティブスタジオ、ゲーム配信、人材マネジメントなどの重要業務を展開する。

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ADIOのバドル・アルオラマ事務局長は提携に期待を表明。「提携はエンターテインメントとテクノロジーの分野でイノベーションをリードするわれわれの共通のビジョンを体現している。アブダビに世界をリードするeスポーツ・ゲーム産業の力をもたらし、地元の産業高度化を後押しする」と述べた。

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NIPグループの何猷君董事長兼最高経営責任者(CEO)は「アブダビでのグローバル本部設立は、持続可能な発展に対するわれわれの責任を体現している。アブダビのイノベーションエコシステムを活用して雇用の創出と人材育成を図り、中東地区のゲーム・エンターテインメント産業の発展を促進し、世界の市場に影響を与えていく」と意気込みを語った。【新華社アブダビ】

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