人型ロボットの「魔法原子」、エンジェルラウンドで30億円超を調達 年内に数百台出荷予定

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人型ロボットを開発する「魔法原子(MagicLab)」(全称、魔法原子機器人科技)がこのほど、エンジェルラウンドで1億5000万元(30億円超)を調達した。追創創投が出資を主導し、翼樸基金も参加した。資金は技術開発やロボットの量産などに充てられる。

魔法原子は2024年1月に設立され、汎用ロボットとエンボディードAI(身体性を持つ人工知能)技術の研究開発および実用化に注力し、産業、商業、家庭向けなど幅広い分野で活用できる汎用人型ロボットや四足歩行のバイオニックロボットなどを手がけている。

24年12月には、工場の生産ライン向け人型ロボット「MagicBot」の紹介動画を公開した。複数のMagicBotが、製品検査、資材運搬、部品組み付け、バーコードスキャンなどのタスクをマスターし、連携して作業する様子が紹介されている。

同社は25年3月までに第2世代のMagicBotを発表し、年内に量産型を数百台出荷する計画だ。また、現在構築中のロボット連携システム「MagicNet」は、複数のロボットの迅速な配置・管理を実現し、連携作業の効率を向上させるという。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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