メルセデス・ベンツ、中国市場で引き続き事業拡大へ

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ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツは20日、2024年12月期決算を発表し、25年は業績を伸ばすとともに、市場に新車種を投入する方針を示した。中国市場については潜在力を評価し、投資を続けて事業を拡大していくとした。

同社の24年の利払い・税引き前損益(EBIT)は136億ユーロ(約2兆1000億円)、売上高は1456億ユーロ(約23兆円)。純現金収支(フリーキャッシュフロー、FCF)は92億ユーロで、産業部門の純流動資産は314億ユーロ(約5兆円)だった。オラ・ケレニウス会長は、24年は競争の激しい市場で着実に業績を収めたと述べた。

中国は同社の国際戦略で最も重要な市場の一つで、25年は中国での生産・研究開発開始から20年になる。中国での研究開発は24年に上海研究開発センターの新社屋が完成するなど、中国のイノベーションで世界の潮流をリードする新たな段階を迎えており、中国の研究開発チームは、プラグインハイブリッド車(PHV)のバッテリーパックやRSE(リアシートエンターテイメント)システム、車載オペレーションシステム(OS)によるスマート運転、インテリジェントキャビンなどの研究開発でますます主導的な役割を発揮するようになっている。

同社は、中国の自動車産業発展の目撃者、貢献者として中国市場での展開を引き続き深化させ、中国パートナーと共に質の高い発展を実現していくと表明した。【新華社フランクフルト】

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