中国発電動キックボード「NAVEE」、シリーズBで40億円調達 売上高は200億円突破

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電動キックボードを手がける「蘇州坦途智能科技(Suzhou Brightway Intelligent Technology)」(以下、坦途科技)がこのほど、シリーズBで追創創投(Empyrean Venture)から2億元(約40億円)を調達した。資金は中核部品の開発強化、新たなカテゴリーの製品展開の加速、グローバル市場の継続的な開拓に充てられる。

坦途科技は2020年10月に設立。短距離モビリティに特化したテック企業で、主に海外市場をターゲットとしている。すでに欧州、北米、中東など世界の主要市場に進出しており、24年の売上高は10億元(約200億円)を突破した。

自社ブランド「NAVEE」からは、すでに複数機種の電動キックボードを打ち出し、さまざまなニーズに応えている。自社開発した1200Wのミッドドライブモーターは、ピークトルクが60Nmで、時速45kmの高速走行を続けてもパワーが減衰しない。また、最大航続距離は60~75kmと超ロングレンジを実現しており、強風や極寒の環境下でもスピードの低下や電力消耗が起きず、業界トップレベルの衝撃吸収性能も備えている。

2025年7〜9月期には、デザイン性の高いレジャー用やゴルフバッグ運搬用など新たなカテゴリーの製品を発表し、順次市場に投入する予定。また、中国国内市場への展開も進めており、キャンパスや観光地など限定した区間向けの電動キックボードを発売する計画もあるという。

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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