LABUBUの次は「CRYBABY」か⋯POP MART”新星”にBLACKPINKリサも夢中

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

LABUBUの次は「CRYBABY」か⋯POP MART"新星"にBLACKPINKリサも夢中

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国のアートトイブランド「POP MART(ポップマート)」のキャラクター「LABUBU(ラブブ)」の人気が過熱するなか、次なるヒットキャラクターが生まれた。「CRYBABY(クライベイビー)」のぬいぐるみペンダントは現在、実店舗での品切れが続出し、ネット上でも争奪戦が繰り広げられている。フリマサイトなどでの転売価格はここ1カ月ほどで34%上昇し、一部のシークレットモデルは定価の数倍にまで高騰した。

POP MARTに出資する元アリババ・ドット・コム最高経営責任者(CEO)の衛哲(デービッド・ウェイ)氏は、CRYBABYが次の「エース」になると予測している。

POP MART、LABUBU人気で時価総額6兆円超 創業者は38歳で中国10位の富豪に

CRYBABYは、2017年にタイのデザイナーMolly氏が創作したキャラクターで、POPMARTが20年からキャラクターグッズを展開している。コンセプトは「涙は心のデトックス」で、感情の自由な表現を軸に、徐々に独自のファン層を獲得してきた。今年のバレンタインデーには、韓国の女性グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」メンバーでタイ出身のリサ氏が、ブランドバッグにCRYBABYのぬいぐるみをつけていたことで話題を呼んだ。

CRYBABYグッズの2024年の売上高は、11億6000万元(約230億円)と前年の15倍以上となり、POPMARTの総売上高の8.9%を占めた。

LABUBUは世界的に大ヒットしているが、転売による価格高騰、偽物の横行、ファン心理の揺らぎといった問題も抱えている。一部のコレクターはすでに、CRYBABYグッズが次のヒット商品になると見て動き始めている。

中国POP MART、人気キャラ「LABUBU」で世界熱狂。アプリ急上昇、時価総額はグッチ超え

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録