中国・チベット自治区で初のクローンヤク誕生 浙江大学などが成功

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中国西蔵自治区当雄(ダムシュン)県の金糸野ヤク繁殖基地は11日、同基地で初となるクローンヤクが10日正午すぎに帝王切開で誕生したと発表した。体重は33.5キロで、通常のヤクの子より大きく、体は黒い。健康状態は良好で、歩行も正常だという。

浙江大学(浙江省杭州市)の方盛国教授のチームとチベット自治区高原生物研究所が2023年7月から研究に取り組み、全ゲノム選抜と体細胞クローンを組み合わせた技術で誕生させた。

浙江大学国家絶滅危惧野生動植物遺伝子保護センターの主任も務める方氏は、西蔵はヤクの主要な生息地で、個体数も多いと説明。ヤクのクローンは、西蔵のヤク繁殖体系構築に寄与するだけでなく、繁殖力が高く、肉の収量や耐病性に優れた個体群を正確に複製することで優良種群を迅速に拡大させ、養殖の経済効果を高めることができると語った。【新華社ラサ】

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