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庭の手入れロボット「Yarbo」シリーズを展開する「漢陽科技(Hangyang Technology)」が7月、追加のシリーズBで1億元(約20億円)超を調達した。出資者は国科投資(CAS Investment)、中金資本(CICC)および九陽創投。資金は、技術開発や製品の最適化、量産体制の強化などに充てられる。
漢陽科技は2015年12月に設立され、本社を広東省深圳市に置く。庭の手入れロボットの開発・生産・販売に注力し、主に欧米など需要が高い市場をターゲットとしている。独自設計のロボットは、用途に応じてモジュールを付け替えることで、除雪・芝刈り・落ち葉吹きなど季節ごとのニーズに対応できる。
なかでも、他社との差別化を実現しているのが除雪機モジュールだ。極低温環境対応のバッテリー技術や複雑な地形に対応したナビゲーションアルゴリズムに加え、さまざまな雪質に適応する機械構造などで技術的優位性を確立している。
2025年は数万台の出荷を見込み、グローバル展開を加速している。すでに米ニューヨークに拠点を設けて北米市場向けの販売・サービス・ローカライズ体制を確立しており、今後は欧州の主な積雪地域でも同様の運営体制を構築していく計画だという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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