人形風のAIロボット「NIA-F01」、手のひらサイズで登場。世界最小級関節搭載、対話も可能

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中国のAIスタートアップ「霊童(FIGUROBOT)」が発表したデスクトップサイズの人型ロボットが注目を集めている。初代製品の「念NIA-F01」は、9999元(約20万円)で予約販売を開始しており、初回生産分は2025年末に納品される見込みだ。

念NIA-F01は身長56cm、体重1.2kg足らず。一見するとバービー人形のような球体関節人形だが、実際は人工知能(AI)を搭載したコンパニオンロボットで、言葉を交わして心を通わせられる。顔やウィッグ、衣装などの交換パーツが用意されており、ユーザー自身の手でカスタマイズすることが可能。自作のウィッグや衣装に着せ替えることもできる。

顔やウィッグ、衣装などをカスタマイズできる

関節には直径6mmの超小型デジタルサーボが35個組み込まれ、滑らかで生き生きとした動きを実現する。創業者の陸傑氏は「おそらく世界最小のロボット関節だが、十分に人の動きに近づけられる」と語る。

FIGUROBOTは念NIA-F01に可動性を持たせたほか、マルチモーダルモデルを統合し、感情・表現・動作のデータベースを構築。念NIA-F01は目に搭載されたでユーザーの行動や周囲の環境を捉え、ユーザーの声色も合わせて感情を読み取り、適切な動作や感情表現をすることができる。さらに、実在人物やバーチャルアイドル、二次元キャラクターなどのデータを読み込むことで、個性を付与することも可能だ。

見た目の可愛いコンパニオンロボット(ネットより)

中国メディアによると、念NIA-F01は二次元カルチャーの盛んな日本や韓国などでも発売される予定だという。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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