中国AIチップの雄・カンブリコン、赤字から黒字へ急成長

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

中国AIチップの雄・カンブリコン、赤字から黒字へ急成長

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国の人工知能(AI)向け半導体大手、中科寒武紀科技(カンブリコン)がこのほど発表した2025年6月中間決算は、売上高が前年同期比44倍の28億8100万元(約605億円)、純利益は10億3800万元(約218億円)で、前年同期の5億3000万元(約111億円)の赤字から黒字転換を果たした。

1~6月はAI用計算能力に対する需要が増え続ける中、AI半導体製品のコアコンピタンスを武器に、大規模モデルやインターネットなど最先端分野のトップ企業との技術協力を強化し、売上高を大きく伸ばした。

研究開発費は2%増の4億5600万元(約96億円)で、対売上高比率は15.9%となった。6月末時点の研究開発者数は792人で、従業員総数の78.0%に上った。

「中国製半導体が市場を奪う」米NVIDIAの輸出空白が招いた誤算、H20代替品続々投入

応用の面では、引き続き通信事業者や金融、インターネットなど多くの重点業界で大規模な導入を進め、顧客による厳しい環境下での検証を通過した。【新華社北京】

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録