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中国の手術支援ロボットメーカー「瑞龍外科(;Ronovo Surgical、ロノボ・サージカル)」がこのほど、シリーズDで6700万ドル(約99億円)を調達した。ジョンソン・エンド・ジョンソン・デベロップメント・コーポレーション(JJDC)が主導し、米製薬大手イーライ・リリー傘下の「リリー・アジア・ベンチャーズ(礼来亜洲基金)」、「渶策資本(Ince Capital)」「Granite Asia」も参加した。2025年初めにGranite Asiaが主導したシリーズCに続く大型調達で、25年1~9月の累計調達額は1億ドル(約148億円)を突破した。
ロノボ・サージカルは2019年に設立され、本社を上海市に置く。米国にも臨床センターを設け、グローバル展開を推進している。複数の診療科に対応する手術ロボットの開発と普及に注力しており、中国初の分体式モジュール型手術ロボットプラットフォーム「海山一(Carina)」を主に展開している。高い柔軟性とコストパフォーマンスを備え、手術室間での運用切り替えが容易にできる。
海山は25年3月に中国国家薬品監督管理局(NMPA)から承認・登録許可を得て、モジュール型手術ロボットプラットフォームとして中国で初の認可となった。合わせて一般外科、婦人科、泌尿器科、胸部外科の4領域で、腹腔鏡手術ロボット・システムとして初回申請同時承認を達成した。
ロノボ・サージカルは現在、中国市場での商用化を加速させる一方で、欧州および南米で登録申請手続きも開始している。
*1ドル=約148円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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