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中国を代表するロボットメーカー「宇樹科技(Unitree Robotics)」は10月20日、次世代の人型ロボット「H2」を発表した。
H2は身長180cm、体重70kgの大型モデルで、初めて人間に似せた顔を採用。関節構造も最適化することで、外観や動作の自然さが一段と高まり、より“人間らしい”存在へと進化した。
全身の関節は31カ所。両腕に6カ所ずつ、胴体に3カ所、両脚に7カ所ずつ、さらに機能不明の関節2つが搭載されている。 身長約130cmの前世代モデル「G1」と比べ、可搬重量が30%以上向上し、工場での組立作業から家庭でのサービスまで幅広い用途に対応できるようになった。
公開されたデモ映像では、H2が軽快なダンスや武術を披露している。関節の動きは滑らかで、姿勢制御やバランス性能も大きく進化したことがうかがえる。同社によると、軽量構造設計と高いメンテナンス性によって、導入・運用コストを大幅に抑えられるという。
H2の詳細スペックや発売日時、販売価格などはまだ公表されていないが、業界関係者によると1台5万ドル(約760万円)以下に設定される見通し。海外メーカーの競合製品の価格約10万ドル(約1520万円)と比較して、約半額の価格設定は大きな強みになるはずだ。
*1ドル=約152円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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