中国では、人工知能（AI）搭載玩具の2024年の市場規模が約246億元（約5400億円）に上り、25年は290億元（約6400億円）に増える見込みという。工業情報化部消費財工業司の何亜瓊司長は、AI搭載玩具が若者から高い人気を集めていると紹介した。

同部は「第14次5カ年規画（2021～25年）」期間中、玩具産業の構造転換と高度化を着実に推進させ、世界における中国の玩具生産・貿易センターとしての優位的地位をいっそう強化した。

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玩具産業の発展の強靭（きょうじん）さが高まった。中国は世界で最も整った玩具産業チェーンを構築し、生産技術が先進的、産業の優位性が顕著などの特徴を備え、世界の消費者に良質で低価格の玩具製品を提供している。

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24年の国内市場の玩具小売売上高は978億5000万元（約2兆1500億円）に上り、20年比25.5％増加した。玩具製品の輸出額は20年比19.1％増の398億7000万ドル（約6兆2200億円）となり、うちの4割以上が米国、EU（欧州連合）に輸出された。関連機関は、25年の国内市場の玩具小売売上高が1000億元（約2兆2000億円）を超えるとの見通しを示した。【新華社北京】