国際決済ユニコーン「Airwallex」、シリーズGで500億円超を調達 評価額は1兆2000億円に

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国際決済サービスを提供するフィンテックユニコーン「Airwallex」がこのほど、シリーズGで3億3000万ドル(約510億円)を調達した。Additionが出資を主導し、T. Rowe Price、Activant、Lingotto、Robinhood Venturesも出資した。評価額は80億ドル(約1兆2000億円)とシリーズF完了後の62億ドル(約9600億円)から約30%上昇した。

Airwallexは2015年、ジャック・チャン氏ら中国系オーストラリア人4人がメルボルンで創業したワンストップ型の国際決済プラットフォームで、現在はシンガポールにグローバル本社を置く。主力は法人向けサービスで、世界で80のライセンスと許認可を取得し、200カ国・地域以上で企業の事業展開を支援。20万社以上にサービスを提供している。

2025年10月までの年間売上高は前年比90%増の10億ドル(約1600億円)を突破し、年間取引額は2倍の2350億ドル(約36兆円)余りとなった。現在のところ、北米・欧州事業の売上高が全体の4割近くを占める。

同社はこのほど、米サンフランシスコに第二のグローバル本社を設立したと発表した。今後1年間で米国の従業員を400人以上に倍増させる方針で、2026年から29年にかけて10億ドル以上を投じ、米国事業を拡大する計画だという。

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*1ドル=約155円で計算しています。

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

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