世界科学研究都市トップ10、中国が6割占める DeepSeek拠点の杭州も初選出

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英科学誌「ネイチャー」はこのほど発行した増刊号「ネイチャーインデックス・サイエンスシティーズ2025」で、世界の科学研究都市ランキングを発表した。杭州市(浙江省)が初めて、世界トップ10にランク入りした。これにより、トップ10に選ばれた中国の都市は6都市に増えた。ほかの5都市は北京市、上海市、南京市(江蘇省)、広州市(広東省)、武漢市(湖北省)だった。

杭州はここ数年、スマートIoT(モノのインターネット)、バイオ医薬品、先端設備、新素材、グリーン(環境配慮型)エネルギーという五大産業エコシステムの構築を中心に、基礎研究および基礎研究の応用を全力で推進し、独自のイノベーション能力の持続的な向上に取り組んでいる。

同市の24年の研究開発費は前年比8.3%増の851億6600万元(約1兆8700億円)、域内総生産(GDP)に占める割合は0.2ポイント上昇の3.9%だった。

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人工知能(AI)分野での顕著な成果は、杭州の研究能力の飛躍的な向上を支える重要な原動力になりつつある。杭州は国産生成AI「DeepSeek(ディープシーク)」をはじめとする世界に知られる複数のAIモデルを生み出し、AI技術のイノベーションと産業イノベーションの融合を推進している。【新華社杭州】

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