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自動運転トラックを開発する「主線科技(Trunk Tech)」がこのほど、香港証券取引所のメインボードへの上場を申請した。
主線科技は2017年3月に設立され、自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)ソリューションとして、自動運転トラック「AiTruck」、スマートデバイス「AiBox」、クラウドサービス「AiCloud」を打ち出している。18年12月には、天津港および中国重型汽車(Sinotruk)と共同で、世界初となる自動運転レベル4の電動トラックの試験運行を開始し、20年9月には港湾での無人運転トラックの商用運行を世界で初めて実現した。これまでの出荷台数はAiTruckが830台、AiBoxが349台で、輸送距離は累計1億キロメートルに迫る。
同社の売上高は年々増加しているが、依然として赤字が続いている。売上高は22年の1億1200万元(約25億円)から24年には2億5400万元(約56億円)に拡大し、年平均成長率は50.4%となった。25年1~6月期は9900万元(約22億円)だった。
純損失は22年が2億7800万元(約61億円)、23年が2億1300万元(約47億円)、24年は1億8700万元(約41億円)と着実に縮小している。25年1~6月期の純損失は9640万元(約21億円)だった。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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