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中国の生成AI(人工知能)ユニコーン企業「MiniMax(稀宇科技)」は1月9日、香港証券取引所に上場した。公開価格は1株165香港ドル(約3300円)で、終値はそこから109.09%高の345香港ドル(約6900円)まで急騰。時価総額は一時1067億香港ドル(約2兆1300億円)に達した。
2022年始めに設立されたMiniMaxは、創業からわずか4年でIPOを実現。これはAIスタートアップとして史上最短クラスのスピード上場となる。
今回のIPOでは、世界の機関投資家から強い関心が寄せられた。コーナーストーン投資家が発行株式の約7割を引き受けていたほか、米ブルームバーグの報道によれば、機関投資家の参加数は460社超、応募倍率は70倍以上と、近年の香港IPOとしては記録的な水準だったという。
MiniMaxは、法人向けと個人向けの両輪戦略を進めている。企業向けにLLMのAPIや開発基盤を提供。一方、個人向けでは「MiniMax Agent」「海螺AI」「MiniMax Audio」などのサービスを展開している。特に海外で利用が広がるAIチャットアプリ「Talkie(中国版:星野)」が成長をけん引しており、現在では売上高の7割以上を個人向け事業が占める。
業績の伸びも顕著だ。売上高は2023年に346万ドル(約5億4000万円)、2024年に3052万ドル(約47億9000万円)へと拡大し、2025年1~9月期には5344万ドル(約83億9000万円)に達した。この間、海外売上高比率はそれぞれ約19.2%、69.8%、73.1%となっており、海外市場が同社の成長を支える主要な柱となっている。
*1香港ドル=約20円、1ドル=約157円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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