育てるAIロボット「二白Mini」で資金調達、中国スタートアップが量産段階へ

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コンパニオンロボットを開発する中国スタートアップ「二白智能科技(RBY Tech)」がこのほど、君宸達資本からエンジェルラウンドで数千万元(数億円~十数億円)を調達した。資金は主に主力製品「二白Mini(RBY mini)」の量産・納品、長期的なユーザー体験を支えるAI基盤づくりなどに充てられる。

二白智能科技は2019年に設立され、本社を浙江省杭州市に置く。主力製品の二白Miniは「デジタル生命体」というコンセプトを掲げているコンパニオンロボットだ。デスクトップやベッドサイド、携帯用途など、さまざまな生活シーンでの利用を想定して設計されている。ユーザーが家族の一員として迎え入れ、育て、関係性を深めていく設計が特徴で、長期的なインタラクションを通じて、ロボットが独自の性格や記憶を形成していく。

また、無機質な「人工知能(AI)感」を軽減するため、独自開発の性格生成アルゴリズムや感情エンジン、ナチュラルインタラクション技術を採用。人に寄り添う、感情豊かなコミュニケーション体験の提供を目指している。

二白智能科技はこれまで「我系二白」というSNSアカウントを7年間運営し、全チャネルで700万人以上のフォロワーを獲得。すでに成熟したIP(知的財産)とユーザーコミュニティが形成されている。二白Miniの予約販売は25年6月に開始され、初日売上高は100万元(約2300万円)を突破、5日間で完売したという。

今後は、ロボットとしての存在を前提に設計された「ネイティブロボットIP」の開発を進め、持続的な価値創出を目指すとしている。

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*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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