ラッキンに続く「1万店クラブ」入り、中国コーヒー新星「Nowwa Coffee」が大型調達

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中国の新興コーヒーチェーン「挪瓦咖啡(Nowwa Coffee)」はこのほど、シリーズCで数億元(数十億~百数十億円規模)を調達した。レジェンド・キャピタ(君聯資本)、華映資本(Meridian Capital)、挑戦者創投(Challenjers Venture)、金沙江創投(GSR Ventures)などの著名投資機関が出資しており、中国の外食・飲料業界では過去1年間で最大規模の資金調達案件となる。

NOWWA Coffeeは、健康志向を重視する若年層のニーズを的確に捉え、急成長を遂げてきた。代表的なヒット商品である「無脂肪ラテ」に象徴されるように、「低カロリー・ヘルシー」を前面に打ち出した商品開発で消費トレンドをリードしている。店舗数は2024年末時点で約1200店にとどまっていたが、積極的な出店戦略により、2025年12月には1万店を突破し、短期間でコーヒーチェーンの“トップグループ”に突入した。

2025年末時点で、中国のコーヒー市場は「瑞幸咖啡(Luckin Coffee)」、「庫迪咖啡(COTTI COFFEE)」、「幸運咖(Lucky Cup)」、そして今回のNOWWA Coffeeの4大ブランドが、店舗数1万店超に到達している。いずれも低価格戦略を軸に、ドミナント方式による高密度出店とフランチャイズモデルを組み合わせ、急速に市場を拡大してきた。一方、プレミアム路線を維持するスターバックスの中国国内店舗数は約8000店にとどまっており、店舗網の規模では新興チェーンが市場を席巻する構図が鮮明になっている。

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NOWWA Coffeeの急拡大を支えているのは、サプライチェーンの高度化とデジタル運営だと分析される。同社は自社焙煎工場を2025年に稼働させ、自動化された生産ラインを導入することで、品質を安定させると同時に、原材料コストや人件費の削減を実現している。さらに、全国15カ所に展開する物流拠点とデジタル管理システムを組み合わせることで、1万店規模でも均質な商品品質を維持しつつ、コスト最適化を図っている。

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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