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今年2月16日に放送された中国の年越し番組「春節聯歓晩会(春節の夕べ)」、通称「春晩(チュンワン)」は、放送後半日間の総視聴回数が前年比37%増の230億6300回に達し、テレビの視聴率は13年ぶりに過去最高を更新した。
番組の主役として話題をさらったのは歌手ではなくステージを縦横無尽に動き回った「ロボット集団」だった。
番組に協賛し、人型ロボットを出演させた4社(宇樹科技・松延動力・銀河通用機器人・魔法原子)への注目は大きく高まり、ビジネスの拡大が期待される。いずれも進境著しいスタートアップであり、36Kr Japanの過去の記事でどのような企業かを紹介する。
松延動力(Noetix Robotics、ノエティックス)
創業者・チーム:姜哲源氏をはじめ、清華大学や浙江大学などトップ理工系大学出身の研究者・エンジニアを集結。
企業概要:松延動力は2023年9月設立。家庭向けサービスや教育支援、スマート介護などの用途を想定した人型ロボット(ヒューマノイド)の研究開発・製造に取り組んでいる。主力機種に人型ロボット「N2」や教育向けの小型ロボット「Bumi」などがあり、低価格帯のヒューマノイドを実現することで、一般家庭や教育分野での普及を目指している。
同社の人型ロボットは、春晩のコントの演目に、著名コメディアン蔡明の孫役として出演した。「N2」「E1」「小布米(Bumi)」が勢ぞろいしたほか、顔に32個のモーターを組み込み自然な表情で会話ができる「ロボット蔡明」も登場し、人間の蔡明と共演した。
蔡明は1996年放送の春晩で、ロボットに扮してコントを行った。人間がロボットを演じる時代から、30年を経てロボットが人間を演じる時代になったのだ。
2025年4月に北京で開かれたロボットのハーフマラソン大会で「N2」が2位に入り、その名が知られるようになった。21体が出場した同大会で完走できたのがわずか4体だったことに加え、「N2」の価格は6000ドル(1ドル=155円で計算、約93万円)と手ごろだったことも注目された。
2025年秋には身長94センチ、体重約12キロとコンパクトながら、歩行や走行、さらにはダンスまでこなすという小布米を発表。価格は9998元(1元=22.4円で計算、約22万円)で、1万元を切る初の高性能人型ロボットと目されている。ソニーグループのロボット犬「aibo」と同水準の価格で、4社の中では春晩出演が製品の売れ行きに最も直結しそうな企業だ。

これまでの資金調達
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(36Kr Japan編集部)
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