ファーウェイ、独自OS「HarmonyOS」の海外展開を検討 年内に搭載端末1億台へ

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、独自OS「HarmonyOS(鴻蒙OS)」の海外展開を検討している。端末事業を率いる余承東(リチャード・ユー)上級常務取締役が、9月29日の国際メディア向け座談会で明らかにした。余氏は、今後段階的に世界市場へ展開する考えに言及した一方、現時点では初期計画にとどまると説明した。

余氏によると、HarmonyOS 6および7を搭載するスマートフォン、パソコン、タブレットなどは9000万台を超え、年末には1億台に達する見通し。関連アプリ・サービスは45万件以上、登録開発者は世界で1100万人、アプリ分野のイノベーションパートナーは2万3000を超える。調査会社カウンターポイント・リサーチによると、2026年4~6月期の中国スマートフォン販売台数に占めるHarmonyOS搭載機の割合は24%。OS別ではアンドロイド(Android)に次ぐ2位で、iOSの18%を上回った。

ファーウェイ独自OS、中国IoT市場の10年を射程に

ファーウェイは19年、米商務省の輸出規制対象リスト「エンティティー・リスト」に追加された。その結果、新機種にGoogle Playなどのサービスをプリインストールできなくなり、独自OSとアプリのエコシステム整備を進めてきた。一方、余氏は、ファーウェイの海外スマートフォン販売が現在「年間数百万台にとどまる」と説明。海外での販売拡大を目指し、欧州などでは通信事業者を通じた販売チャネルへの復帰も検討していると述べた。

(36Kr Japan編集部)

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