世界の人型ロボット販売、半年で前年通年超え 売上高トップ5は中国勢
米大手コンサルティング会社のフロスト&サリバンはこのほど、「2026年世界人型ロボット市場研究報告書」を発表した。主な内容は次の通り。
世界人型ロボット市場は25年から26年上半期(1~6月)まで規模拡大を続け、業界は大規模な納入段階に移行しつつある。25年の世界の人型ロボット販売台数は3万5000台、売上高は5億ドル(約790億円)に上った。26年1~6月の販売台数は3万6000台、売上高は5億4000万ドル(約850億円)となり、25年通年の実績を上回った。人型ロボット業界は技術検証、小規模な納入から大規模な量産と商用運用へと進みつつある。現在の導入場面は主にエンターテイメントショーや科学研究・教育、データ収集、生産作業に集中している。
中国ロボット大手の優必選科技(UBTECH)は世界の人型ロボット市場、フルサイズ(等身大)エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)人型ロボットの二つの分野で売上高の世界シェアトップとなった。
世界人型ロボット市場のシェアをみると、25年と26年1~6月の売上高上位5社はいずれも中国メーカーで、合わせて世界市場の5割強を占めた。うち、優必選科技は25年の売上高が8億7000万元(約209億円)、出荷台数が1万3838台、売上高のシェアは24.8%で世界首位に立った。26年1~6月の売上高は6億2000万元(約149億円)、販売台数は1万6123台、売上高のシェアは16.5%で引き続き世界首位を維持した。
25年のフルサイズエンボディドAI人型ロボットの世界販売台数は5300台、売上高は2億6000万ドル(約411億円)。26年1~6月は5800台、3億2000万ドル(約506億円)と25年通年を上回った。優必選科技が引き続き市場をリードし、25年の売上高は8億2000万元(約197億円)、市場シェアは45.1%で首位に立った。26年1~6月は5億9000万元(約142億円)、26.0%で首位の座を維持した。 【新華社北京】