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3月24日、中国の空飛ぶクルマ開発企業「億航智能(EHang、イーハン)」が、2019年第4四半期および通期の決算を発表した。2019年第4四半期、億航の売上高は前年比421.4%増の5470万元(約8億6000万円)、調整後(非GAAPベース)の純利益は290万元(約4500万円)だった。
一方、2019年通期の売上高は、前年比83.2%増の1億2180万元(約19億円)となり、このうち都市型エアモビリティー事業の売上高は、同比26.6倍の8590万元(約13億5000万円)だった。純損失は同比40.4%減の4800万元(約7億5000万円)、調整後(非GAAPベース)の純損失は同比45.2%減の3190万元(約5億円)だった。
現在億航は、都市型エアモビリティ(有人飛行および物流配送を含む)事業、スマートシティマネジメント事業、航空メディア事業を手掛けている。消費者向けドローン市場を独占している「DJI(大疆)」や、農業用ドローン開発に力を入れる「極飛(XAG)」とは異なり、「ドローン初」の上場企業である億航は、都市型エアモビリティーという最も険しいと思われる道を選択した。
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