韓国LG化学のリチウム電池世界シェア CATLやパナソニックを抜き世界1位へ

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韓国のバッテリー業界専門市場調査機関「SNE Research」が5月7日に発表した報告書によると、2020年第1四半期、韓国LG化学(LG Chem)のリチウム電池の搭載量が中国車載電池大手の「寧徳時代(CATL)」、日本のパナソニックを抜き、世界トップに躍り出た。

米テスラの「Model 3」、仏ルノーの「Zoe」及び独フォルクスワーゲンの電気自動車(EV)の販売拡大により、LG化学のバッテリー搭載量は前年同期の2.5GWhから120%も増加し、5.5Whとなった。また、同社の世界市場シェアも並行して拡大し、前年同期の10.7%から27.1%となった。

このほか、市場シェア2位はパナソニックで25.7%、3位は寧徳時代で17.4%となっている。 2019年の第1四半期を振り返ってみると、寧徳時代が23.4%で1位、パナソニックが22.9%で2位、中国EV大手「BYD(比亜迪)」が15.1%で3位、LG化学が10.7%で4位だった。

(編集・Ai)

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