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4月29日午前0時、アリババ系大手EC「天猫(Tmall)」が中国大手家電EC「蘇寧(Suning)」と共同で「100億元(約1500億円)値引きキャンペーン(百億補貼)」を開催した。第一回の対象商品には、通信機器大手の米アップルに加え、中国の大手通信機器ファーウェイ(HUAWEI)や家電大手の「美的(Midea)」「ハイアール(Haier)」「シャオミ(小米)」などの看板商品も含まれる。
これに先立ち、アリババ傘下の共同購入サイト「聚划算(juhuasuan)」は4カ月以上にわたって百億補貼を展開してきた。キャンペーン開始から100日間で聚划算への来訪者は累計20億人を超えたというデータもある。蘇寧は天猫の戦略的パートナーとして100億元を出資、「ダブル百億補貼」同盟を立ち上げた。 アリババと蘇寧は2015年に資本提携し、双方はオン / オフラインの販売をつなげ、ニューリテール、デジタルストア、共同調達、物流サービス、5Gなど業務でも多方面で提携してきた。以後、蘇寧は急成長を遂げ、大手家電量販チェーン「国美零售(GOME Retail)」との長年の対決に打ち勝ち、事業規模を4倍にまで成長させている。
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