ゲーム実況動画の「闘魚」1Q決算、引き続きライバルの「虎牙」をリード

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ゲーム実況動画配信サービス「闘魚(DOUYU.COM)」を運営する「闘魚網絡科技(Douyu Network Technology)」が5月26日、米国市場の取引開始前に2020年第1四半期の財務報告書を発表した。本四半期における同社の売上高は前年同期比53%増の22億7800万元(約342億円)で、ブルームバーグのコンセンサスである21億1800億元(約318億円)を上回った。GAAPベースでの純利益は2億5450万元(約38億円)と、こちらも同予想の1億8100万元(約27億円)を上回る数字であった。

運営データを見ると、闘魚の平均MAU(月間アクティブユーザー数)は1億5810万人で、うちモバイルMAUは前年同期比15.3%増の5660万人。課金ユーザー数も同26.2%増の760万人だった。競合で同じくゲーム実況を手がける「虎牙直播(HUYA)」の同四半期におけるMAUは1億5100万人となっており、若干闘魚に後れを取っているが、モバイルMAUは7470万人と闘魚を上回っている。また、課金ユーザー数については虎牙は610万人となっており、闘魚が虎牙を若干リードする形となった。

闘魚は本四半期、主要なゲーム実況以外の事業としてライブコマース事業を再開させた。まずはユーザーの重複度が高い男性向け市場をターゲットにする。

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