チャットしながら英語を勉強 語学交換アプリ「HelloTalk」が登録者2000万人達成 日本法人立ち上げ

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語学交換アプリの「HelloTalk」は、世界最大の外国語学習・交流プラットフォームとして200カ国・地域で利用されている。メッセンジャーのようなチャット形式で、世界中のネイティブスピーカーと会話したりできることから、学習ツールでありながらSNSツールの機能も備えている。

世界中に利用されているHelloTalk

同プラットフォームでは、英語だけでなく、日本語、韓国語など自分の興味に合わせて様々な外国語や文化に触れることができる。例えば日本語を勉強したい欧米人と学習パートナーとなり、相互支援するという形での利用も可能である。世界中で、教え合いの文化が醸成している。

さらに、ユーザーがより気軽に利用できるように、AI翻訳、音声認識(音声からの文字起こし)、文法自動修正、モーメンツ投稿、ライブ配信、ポッドキャスト、プロの教師による一対一のレッスンなど豊富な機能を備えており、「語学学習には最強」と評価され、徐々に世界中で人気が広がっている。

数千万のビッグデータに基づく自動英文法修正

HelloTalkは、米国カリフォルニア大学バークレー校出身の魏立華(Zackery Ngai) 氏により、2012年に創業され、本社を中国深圳に置く。現在、同アプリの登録者数はすでに2000万人に達し、多言語全言語ペアリング学習者(例:日本語で英語を学ぶ、英語で韓国語を学ぶなど)をカバーしており、世界で最大級の語学交換学習プラットフォームに成長している。

HelloTalkは中国発のアプリだが、ユーザー分布を見ると、中国19%、日本18%、韓国11%、アメリカ7%となっており、8割以上が中国本土以外での利用となっている。日本の場合、ローカライズを開始した直後、2019年7月にApp Store日本における教育カテゴリーで人気ランキング1位となった。

最近、この流れを受けて同社は日本法人を立ち上げており、日本市場向けにコンテンツの拡充や出版社・スクールとの提携を進めていく予定だ。

(作者・編集:Ai)

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