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消息筋によると、中国で生産されるディスプレイのドライバICなどの部品は米国企業が製造しているため、現在ファーウェイが使用しているLCDディスプレイやOLEDディスプレイのパネルも供給制限を受けるという。 9月15日以降、多くのディスプレイメーカーはファーウェイにディスプレイを供給できなくなる。
しかし、8月31日、中国ディスプレイ製造大手「BOE(京東方科技集団)」は「ファーウェイとの提携は順調であり、供給停止については聞いておらず、ファーウェイとの合意に基づき相応のサービスを提供する」ことを明らかにした。 9月14日以降のファーウェイへのチップ供給についても「大量納品も新製品開発も計画通りに進んでいる」と述べている。
以前、一部のメディアは情報筋の話として、ファーウェイが2019年からディスプレイのドライバICの研究開発を開始しており、BOEと全面的に提携していると報じたこことがあった。ファーウェイは現在、OLEDディスプレイではBOE最大の顧客だ。ファーウェイへの供給が9月中旬に停止された場合、BOEにとっても大きな痛手となる。
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