配送シェア58速運が社名変更 「速い犬」の意味にドライバー反発
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生活関連の訪問サービスを提供する58到家(58daojia Life Service)傘下の短距離貨物輸送「58速運」が、社名を「快狗打車」に変更した。微信(WeChat)公式アカウント名や貨物車のロゴも「快狗打車」に変更することを決め、ドライバーに通知した。
事業内容に変更はなく、利用者はこれまで同様にスマホアプリから荷物の配送や引っ越しサービスを利用できる。新社名に使われている「打車」は中国語で「タクシーを呼ぶ」ことを意味しており、同社が今後、旅客輸送サービスに乗り出すとの観測も出ている。
また、新社名は登録ドライバーから大きな反発を買っている。「快狗打車」の「狗」は中国語で「犬」を意味し、犬には、人を侮辱するニュアンスも含んでいるからだ。
58速運の担当者は「社名の変更は、ブランド力を高める取り組みの一環だ」とコメントした。
快狗の名前は、58速運が2017年8月に合併した香港の物流プラットフォーム企業GOGOVANの中国語名「快狗速運」に由来している。両者は合併により、アジア地区最大の短距離輸送プラットフォームを目指している。同サービスには2018年7月時点で100万人のドライバーが登録、6カ国・地域339都市で800万人のユーザーがいる。
一方で、58到家が快狗打車を事業分離するとの情報もある。関係者によると、同事業は市場シェアやブランド力が当初の目標ほど獲得できておらず、資金調達も滞っている。