滴滴出行、「前科持ち」ドライバーのアカウント凍結。乗客女性殺害受け

配車サービス滴滴出行(ディディチューシン)のドライバーが乗客の女性を殺害した事件を受け、同社は過去に乗客に暴力や暴言行為を働いたとクレームを受けた運転手のアカウントを15-90日にわたり停止する措置を取った。滴滴から通知を受けた複数のドライバーが、36Krの取材で明らかにした。

ドライバーの1人は「滴滴のドライバーが参加するグループチャットでは、既に数人がアカウントを凍結されたと報告している」と語った。

滴滴は36Krの取材に対し、「現在、乗客の安全に関わる問題でクレームを受けたことのあるドライバーを、全力で調べている。クレームの真偽をすぐに確認するのは不可能だが、乗客の安全を最優先し、クレームを受けたドライバーのアカウントを一時的に凍結している」と回答した。

あるドライバーは「通常、ドライバーが乗客からクレームを受けた場合、滴滴がクレーム内容を精査して、その後の対応を決める。例えば、登録情報と実際のドライバー情報が一致していないなどの問題は確認が容易だが、暴言の類は証拠を出すのが難しく、ドライバーが処分されることは少なかった」と明かした。

ドライバーが乗客の女性を殺害する事件が相次ぎ、滴滴は2012年の創業以来最大の危機に直面している。滴滴の相乗りサービス「順風車」を8月24日に利用した浙江省の女性がドライバーに殺害された事件は、社会の大きな怒りを買っている。

滴滴創業者の程維氏と柳青氏は、28日にようやく「安全保護への対策がユーザーの信用を得るまで、順風車事業を無期限停止する」とコメントを出した。

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