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【新華社北京6月22日】中国車載電池産業革新連盟がこのほど発表した統計によると、5月のリン酸鉄リチウム電池生産量は前年同月から4.2倍の8.8ギガワット時(GWh)となり、車載電池生産量全体の63.6%を占めた。1~5月は前年同期から4.6倍の29.9GWhで、車載電池全体の50.3%を占めた。2020年末現在、中国の車載電池全体量に占める割合は三元系リチウムイオン電池が58.1%、リン酸鉄リチウム電池が41.4%で、後者の割合が増えてきている。
搭載量を見ると、5月のリン酸鉄リチウム電池搭載量は前年同月から5.6倍の4.5ギガワット時で、4月比で40.9%増えた。1~5月は前年同期から5.6倍の17.1ギガワット時で、搭載量全体の41.3%を占めている。
国内の新エネルギー車(NEV)メーカー関係者によると、400~600キロの航続距離を実現できれば、圧倒的多数の消費者の需要を満たすことができる。ここ2年の技術革新でリン酸鉄リチウム電池はこの航続距離を達成し、価格面でも三元系電池を上回った。三元系電池は悪天候に強いが、NEV普及率の高い地域は現在、気候環境の良い地域に集中している。
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