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スマートフォン・IoT家電大手「シャオミ(小米科技)」が8月25日、2021年第2四半期(4~6月)の財務報告書を発表した。報告書によると、同社のグローバル事業は全体的に高い成長を続けているという。海外市場の売上高は過去最高を記録し、売上高全体の49.7%を占め、前年同期比81.6%増の436億元(約7400億円)に達した。
市場調査会社「Canalys」によると、スマートフォンの出荷台数ベースで、シャオミは当四半期に世界65の国や地域でシェア5位以内に入っており、そのうち22の市場では首位を獲得している。
当四半期、シャオミ製スマートフォンのシェアは欧州市場で首位の28.5%、東南アジアでも業績は好調で、インドネシアにおいてシェアは首位の28.2%に達している。新興市場における状況はさらに際立っており、南米市場におけるスマートフォン出荷台数は前年同期に比べ324.4%増加した。
また、スマート製品も海外でブランド力を発揮し続けており、当四半期のIoT製品および白物家電の海外売上高は前年同期に比べ93.8%増加した。
海外インターネット事業は現在新たな成長力を形成しつつある。当四半期、シャオミの海外インターネットサービスの売上高は前年同期比96.8%増の11億元(約186億円)に達し、インターネットネットサービス全体の15.6%を占め、売上高およびインターネットサービス売上高全体への貢献度でともに過去最高となった。
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