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【新華社上海10月18日】中国上海市で15日、第33回上海市市長国際企業家諮問会議が開かれ、スイス重電大手ABBグループのピーター・ボーザー会長がオンラインで取材に応じ、同社の「ロボットによるロボット製造」が間もなく実現すると明らかにした。
ボーザー氏によると、1億5千万ドル(1ドル=約114円)を投資した上海市内のロボット新工場(敷地面積6万7千平方メートル)が来年第1四半期(1~3月)に稼働開始する。先進性、柔軟性、自動化レベルがいずれも業界最高レベルの工場を目指すという。また、研究開発センターを新設し、人工知能(AI)分野のイノベーション・発展を加速させる。
ABBは近年、中国事業の推進に絶えず注力している。上海工場のほか、福建省アモイ市に工業センターを設立し、電気自動車(EV)充電ソリューションを供給する「上海聯樁新能源科技(Chargedot New Energy Technology)」を買収。中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)のパブリッククラウドサービス「華為雲(ファーウェイ・クラウド)」に基づく現地化プラットフォームも発表した。
同社は現在、対中投資が累計170億元(1元=約18円)に達し、中国でグループ企業27社、従業員1万5千人を有する。研究開発、製造、販売、エンジニアリングサービスなどの業務プロセスを形成しており、中国本土で作られた製品、システム、サービスが売上高の9割以上を占める
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