ショート動画大手「快手」、21年7-9月売上高33%増 DAUも3.2億人に

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中国短編動画アプリ「快手(Kuaishou)」を運営する「快手科技(Kuaishou Technology)」が11月23日、2021年第3四半期(7〜9月)の業績を発表した。

当該四半期の売上高は、市場予想では201億元(約3600億円)だったが、前年同期比33.4%増の205億元(約3690億円)となり、調整後のEBITDA損失は、前四半期とほぼ変わらず33億8000万元(約608億円)だった。

ユーザーデータを見ると、同社のデイリーアクティブユーザー(DAU)は3億2040万人に達し、前年同期比17.9%増、前期比9.3%増となり、2020年第2四半期以降最も高い成長率を記録した。また、マンスリーアクティブユーザー(MAU)は5億7290万人に達し、単一四半期で6670万人が増加し、こちらも昨年第2四半期以降で最大の増加となった。

DAUおよびMAUの前年同期比の成長率は、21年第2四半期の11.9%および6.7%から17.9%および19.5%に伸びた。

SNSにおける重要指標である1人あたりの1日の平均利用時間については、前年同期比35%増の約120分間に達した。

現在、同社は収益構造を調整している。売上高の詳細を見ると広告収入のシェアは継続的に増加し、ライブコマース事業の収入は減少し続けていることがわかる。

主にオンラインマーケティングサービス事業が同社の成長を牽引しており、売上高は前年同期比76.5%増の109億元(約1960億円)。売上高全体に占める割合は50%を超えている。

一方でライブコマース事業の売上高は前四半期比7.4%増、前年同期比3%減の77億元(約1386億円)だった。月間平均有料会員数は、前四半期比3.6%増の4610万人。

Eコマース事業の流通取引総額(GMV)は前四半期比86.1%増の1758億元(約3兆1600億円)で、 9月30日までの9ヵ月間で、GMVは合計4397億(約7兆9170億円)となり、前年同期比115.5%となった。

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