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1月9日に開幕した「2019 WeChat(微信)公開講座」で、WeChat開発者でテンセント(騰訊)高級副総裁の張小龍氏が講演した。
張小龍氏は、「ミニプログラムはこれまでのキャリアで最大のチャレンジだった」と語った。当時の公開講座でミニプログラムのリリースを発表してから、同氏はチーム内でミニプログラムにどんな悲惨な末路が予想されるかを話し合ったという。それでもミニプログラムを開発するという決意は揺らがなかった。
「なぜそこまでするのか?それはミニプログラムが今後、必然的なトレンドになるからだ。アプリはダウンロードしてインストールしなければならず、ウェブサイトの使い勝手はさらに悪い」
ミニプログラムの現状について、張小龍氏は「まだ完全な成功とは言えない」との見方を示しながらも、「他社が続々とミニプログラムに参入していることは脅威にならない」とした。
プラットフォームやチームの点でWeChatが他社とは大きく異なっているのに加えて、最大の違いはチームのモチベーションだと指摘。
「ミニプログラムを使って、単にアクセス数頼みのビジネスをしたいだけなら、将来性はない。自社の利益を考えるだけのやり方は、たいてい長続きしないものだ」
(翻訳・畠中裕子)
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