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米アップルは今秋発売予定のスマートフォン「iPhone 14」シリーズで、電子部品大手の韓国LGイノテック製のフロントカメラ(インカメラ)を初めて採用する模様だと韓国メディアが報じた。
アップルは当初、来年発売予定の「iPhone 15」シリーズでLGイノテック製のフロントカメラを採用する計画だった。しかし、iPhone 14シリーズのフロントカメラを供給する予定だったサプライヤーの1社に品質上の問題が見つかったため、計画を前倒ししたとみられる。同シリーズのフロントカメラのサプライヤーは、LGイノテックとシャープになる見込み。
この情報が事実であれば、LGイノテックは今回初めてiPhoneのフロントカメラを供給することとなる。同社はこれまで、iPhoneのリアカメラ(メインカメラ)を供給してきた。
業界関係者によると、iPhone 14シリーズのフロントカメラは、オートフォーカス機能などを追加したため、従来よりも価格が上昇している。LGイノテックはiPhone 14シリーズのフロントカメラの受注で数兆ウォン(数千億円)の収益が見込めるという。
複数のアナリストが、iPhone 14 ProシリーズのリアカメラがiPhone 13 Proシリーズの1200万画素から4800万画素にアップグレードされると予測している。フロントカメラのアップグレードが実現すれば、iPhone 14 Proシリーズの撮影機能は飛躍的に向上する。
(36Kr Japan編集部)
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