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非代替性トークン(NFT)ゲームの「STEPN(ステップン)」を運営する「FINDSATOSHI LAB」は北京時間5月27日0時、関連する中国国内の規制に対応するため、中国本土ユーザーへのGPSおよびIP位置情報サービスの提供を2022年7月15日に停止するとTwitter公式アカウントで発表した。これにより、ユーザーがシステムを迂回してゲームにアクセスすることを防ぐという。また中国本土でいかなるビジネスも行っておらず、ダウンロードチャネルも提供していないと主張した。
この影響を受け、ステップン内のトークン「GST(グリーンサトシトークン)」は1日で30%急落した。このトークンはブロックチェーンの「バイナンススマートチェーン(BSC)」と「ソラナ(Solana)」で取引されており、5月3日に7ドル(約910円)の最高値を記録したが、約77%下落し1ドル60セント(約200円)まで落ち込んだ。
ステップンは21年11月にリリースされ、「Move to earn(動いて稼ぐ)」をコンセプトとしている。ユーザーはアプリを通じて、NFTスニーカーで歩いたり走ったりすることでトークンを獲得でき、利益を手にすることができる。
22年3月から4月にかけてのわずか1カ月間で、デイリーアクティブユーザー(DAU)が3万人から40万人に増え、登録ユーザーが100万人を突破し、評価額が10億ドル(約1300億円)を超え、ブロックチェーン技術を基盤とした新世代オンラインサービス「web3」分野のユニコーン企業になったと発表した。
(36Kr Japan編集部)
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