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市場調査会社「Canalys」が6月8日に発表したリポートによると、2022 年1〜3月期は中国本土のクラウドインフラサービスへの支出額が前年同期比 21%(13億ドル、約1700億円)増の 73 億ドル(約9500億円)となり、世界全体の13%を占めた。支出額は予想を下回ったものの、中国市場は引き続き世界のクラウドサービス市場の成長をリードしている。
中国のクラウドインフラサービス市場の勢力構造に大きな変化はなかった。クラウドサービスプロバイダー上位4社のアリババクラウド(阿里雲)、ファーウェイクラウド(華為雲)、テンセントクラウド(騰訊雲)、バイドゥスマートクラウド(百度智能雲)が、中国本土の支出額の79%を占めた。4社への支出額は前年同期比で19%増加した。
アリババクラウドは支出全体の36.7%(支出額は前年同期比12%増)を占めてシェア1位の座を守った。2位はファーウェイ・クラウドで18%(同11%増)、3位はテンセントクラウドで15.7%、4位がバイドゥ・スマートクラウドで8.4%(同43%増)だった。
(36Kr Japan編集部)
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