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対話型人工知能(AI)プラットフォームを提供する「思必馳(AISpeech)」が7月15日、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」上場に向け、目論見書を提出した。スポンサーを「中信証券 (CITIC Securities)」とし、10億3300万元(約200億6000万円)の調達を計画している。
同社は2007年、英ケンブリッジ大学出身の高始興氏と兪凱氏が英国で設立し、翌08年に中国に拠点を移した。自社開発したオープンソースの対話型AIプラットフォームと対話型AI専用チップを軸に「クラウド+チップ」戦略を展開し、ソフトウエアとハードウエアが一体化したAI技術とサービスを提供している。
これまでに、アリババ集団や美的集団(Midea Group)、聯想之星(Legend Star)、深圳市創新投資集団(Shenzhen Capital Group)などから計10億元(約200億円)を調達している。
同社は長期にわたり研究・開発に多額の費用を投じてきたため、ビジネスが順調だとは言い難く、「AI企業は黒字化が難しく赤字体質に陥りがちだ」というジンクスから逃れられていない。
2019年から21年にかけて、売上高は1億1500万元(約23億円)、2億3700万元(約47億円)、3億700万元(約61億円)と右肩上がりに増加しているものの、純損失額もそれぞれ2億8300万元(約56億円)、2億1500万元(約43億円)、3億3500万元(約67億円)と赤字状態が続いている。
(36Kr Japan編集部)
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