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【新華社北京8月4日】英石油大手シェルの中国法人、殻牌(中国)はこのほど、中国電力インフラ大手、申能集団傘下の上海申能能創能源発展と協定を結び、合弁会社「上海申能殻牌新能源」を創設し、上海に投資して水素ステーションネットワークを構築することで合意した。シェルにとってアジア初の水素ステーションネットワークになる。
計画によると、合弁会社は向こう5年で上海と長江デルタ地域に水素ステーションを6~10カ所建設する。2030年には30カ所に拡大し長江デルタ地域をカバー、毎日約3千台の燃料電池トラックまたは路線バスに水素を提供する。水素ステーションネットワークは完成後、上海と長江デルタ地域の道路貨物輸送、公共交通、行政サービス、港湾などの分野での燃料電池車の利用を加速させるほか、上海国家燃料電池車実証応用都市群の発展にも一役買うとみられる。
これらの水素ステーションではまず、地場化学工業で副産物として産出される水素を利用する。シェルと申能集団は今後、グリーン(環境配慮型)水素の生産に直接参加する機会を模索し、水素ステーションへのグリーン水素の供給を図る。
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