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中国IT大手、アリババ集団の研究機関「アリババ達摩院(Alibaba DAMO Academy)」がこのほど、データマイニング分野で世界最高峰とされる学術会議において最優秀論文賞を受賞した。
米ワシントンで8月14日〜18日、コンピュータサイエンスの国際学会「計算機協会(ACM)」が主催するデータマイニング分野の学術会議「SIGKDD 2022」が開かれた。SIGKDDは、データマイニング分野では最大規模かつ最も歴史ある学術会議で、論文採択率が極めて低いことでも知られる。知識発見やデータマイニング、人工知能(AI)などの分野に大きな影響力を持つ。
会議最終日の18日、アリババ達摩院の研究チームによるフェデレーショングラフ学習に関する論文「FederatedScope-GNN: Towards a Unified, Comprehensive and Efficient Package for Federated Graph Learning」が、応用科学部門の「最優秀論文賞」を受賞した。中国企業に同賞が授与されたのは初となる。
同論文は、フェデレーショングラフ学習の技術的発展を後押しするもので、優れたプラットフォーム構築の模範を示したとして高く評価された。
(36Kr Japan編集部)
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