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漢方の医薬品・化粧品会社「再春館製薬所」が展開する基礎化粧品ドモホルンリンクルがこのほど、中国最大のSNS「WeChat(ウィーチャット)」のミニプログラムを活用し、越境ECビジネスを本格的に始動した。
2021年7月より、再春館製薬所は数名の少人数チームがWeChat公式アカウントを活用し、唯一の自社工場である熊本からの越境直接配送を実現した。開始10カ月で2000万円以上を売り上げるという記録を残した。
今回のリニューアルでは、ANAが出資する中国市場開拓支援サービスを提供するACDが展開するサービス「Wesearch」を利用し、一部のリソースを割くだけで販売配送、アフターサービスまでが実現可能となった。
再春館製薬は1932年に設立され、日本で初めてコラーゲン配合のクリームの開発に成功した。海外に進出してから10年目となり、世界43カ国で約12万人のユーザーに提供している。今後、同社は中国市場での実績を成長の基盤として構築し、ドモホルンリンクルを通して海外ユーザーに寄り添い、海外事業全体で100億の事業に育てていくとしている。
(36Kr Japan 編集部)
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