原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社北京9月8日】中国商務部はこのほど、世界自動車産業の構図に変化が起こり、中国の自動車輸出は高成長期を迎えつつあるとの見解を示した。
中国の自動車輸出台数は2022年に急激に増え、過去最多を塗り替えた。そのうち、新エネルギー車(NEV)の1~7月の輸出台数は29万5千台で、自動車輸出への寄与率は46.6%だった。
中国の自主ブランド車メーカーは海外での事業展開を加速している。一部企業はすでに技術や管理手法と引き換えに進出先の市場を獲得する試みを始め、中国自動車メーカーの新たなグローバル展開の道筋を切り開いた。商務部は次の段階として、対外開放をさらに進め、自動車貿易の質の高い発展を促していくとしている。
同部対外貿易司の孟岳(もう・がく)副司長は、中国の自動車製造技術と裾野産業の優位性を十分に生かし、自動車貿易のモデルチェンジ・グレードアップ拠点の建設を加速させる考えを示した。産業と貿易の生産要素の集積を促すことで、産業チェーン、サプライチェーンの円滑化を確保する。
また、自由貿易試験区戦略の実施を加速させ、自動車および関連製品の貿易の利便性を高める方針も明らかにした。自動車輸出の重点国・地域との自由貿易協定(FTA)の締結を急ぎ、輸出を拡大し、中国製自動車の市場シェアと影響力の向上を図るとしている。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録